日本には数多くの神社が存在し、それぞれが独自の歴史と特徴を持っています。神社の種類によって祀られている神様が異なり、それに応じてご利益も様々です。
本記事では、開運研究歴20年・神社勤務歴5年を持つ筆者が、全国100社以上を巡った知見をもとに、あなたにぴったりの神社を見つけるお手伝いをします。
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基本的な神社の種類は5つ

神社は、神道における神々を祀る場所であり、参拝者が神様に感謝や祈願を捧げる場として機能しています。
神道は、自然や祖先、あらゆる存在に神が宿ると考える「八百万(やおよろず)の神」を信仰の基盤としています。
それぞれの神社は特定の神様を祀っており、その神様の性格や伝説に基づいて、さまざまなご利益があるんです。
神社には様々な種類がありますが、主に以下のような分類があります。
神社:一般的な呼称で、特定の神様を祀る場所
八幡宮:八幡神を祀る神社
天満宮:菅原道真を祀る神社
大社:その地域を代表する大きな神社
神宮:皇室とゆかりの深い由緒ある神社
これらの分類は、祀られている神様や神社の格式によって決まります。それぞれの神社には独自の特徴があり、参拝者が求めるご利益も異なります。
八幡宮のご利益と特徴
八幡宮は、八幡神(応神天皇)を主祭神として祀る神社です。全国に約4万社あり、日本で最も多い種類の神社の一つです。
- 武運長久
- 商売繁盛
- 家内安全
- 学業成就
八幡神は元々農耕の神でしたが、後に武神としても崇められるようになりました。そのため、武運長久や勝利を祈願する人々に広く信仰されています。また、商売繁盛や家内安全のご利益もあるとされ、多くの参拝者を集めています。
戦国武将が次々と訪れた、鶴岡八幡宮
これらの神社は、歴史的にも重要な役割を果たしてきました。

特に鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府の守護神として知られ、多くの武将たちが参拝したことで有名です。

先日、初めて訪れた鎌倉で、いの一番に参拝した鶴岡八幡宮。
鳥居の前に立った瞬間に、全身に鳥肌が立ちました。そしてなぜか涙が・・・
以前、ある霊能者の方に前世は巫女だったと言われたのですが、もしかしたらいつの時代かここにいた事があったのかもしれません。
天満宮のご利益と特徴
天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真を祀る神社です。全国に約1万社あり、学生や受験生に特に人気があります。
- 学業成就
- 合格祈願
- 芸術上達
- 厄除け
菅原道真は平安時代の学者・政治家で、その優れた学識から死後に天神(学問の神)として崇められるようになりました。そのため、天満宮は特に学問に関するご利益が強いとされています。
菅原道真と言えば、福岡太宰府天満宮
これらの天満宮は、受験シーズンになると多くの学生や保護者で賑わいます。合格祈願の絵馬を奉納したり、学業成就のお守りを購入したりする光景が見られます。

受験の前に参拝する方は多いですが、大事なのは合格した後。
神様に願いを聞いて頂いたら、必ず「お礼参り」に伺いましょう。
「沢山の方々のお陰様で、無事合格させて頂きました。有難うございます。」と
感謝の気持ちを伝えにいけば、神様も喜んでくださるはずです。
稲荷神社のご利益と特徴
稲荷神社は、稲荷神を祀る神社で、全国に約3万社あります。稲荷神は豊穣と商売の神様として広く信仰されています。
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 家内安全
- 開運招福
稲荷神は、もともと稲作の神様でしたが、後に商売の神様としても崇められるようになりました。そのため、商売繁盛を願う商人や事業主に特に人気があります。
商売繁盛の象徴、京都の伏見稲荷
伏見稲荷大社は、特に有名で、千本鳥居と呼ばれる朱色の鳥居が連なる風景が印象的です。海外からの観光客も多く訪れる人気スポットとなっています。
5. 神明社のご利益と特徴
神明社は、伊勢神宮の祭神である天照大神を祀る神社です。全国に約5,000社あり、皇室の祖神を祀る神社として重要な位置づけにあります。
- 国家安泰
- 家内安全
- 農業豊穣
- 商売繁盛
天照大神は、日本の最高神として崇められており、国家の繁栄や安泰を祈願する意味合いが強いです。また、農業や商売に関するご利益もあるとされています。
伊勢神宮は神明社

伊勢神宮は、日本を代表する神社として知られ、多くの参拝者が訪れます。特に、20年に一度行われる式年遷宮は、日本の伝統文化を象徴する重要な行事として注目されています。

江戸時代には、多い時で400万人以上、実に全人口の6分の1の人々がお伊勢参りをしていたと言われているのよ。

ま、マジで〜っ❓
今みたいに電車も車もない時代にそんなに多くの人が伊勢を
目指しただなんて信じられない!
ちなみに、私が初めて伊勢を訪れたのは今から約10年前。それから神宮とのご縁が急に深くなり、毎年訪れる様になりました。3年ほど前までは毎月行っていた時期もあります。
令和になった今現在も、多くの日本人にとっての魂の故郷なんですね。
6. 神社参拝の基本的な作法
神社の種類によって多少の違いはありますが、基本的な参拝の作法は以下の通りです。
- 鳥居をくぐる前に一礼する
- 手水舎で手と口を清める
- 拝殿に進み、賽銭を投げ入れる
- 鈴を鳴らす(ある場合)
- 二礼二拍手一礼を行う
これらの作法を守ることで、神様に対する敬意を表し、より良いご利益を得られるとされています。ただし、神社によっては独自の作法がある場合もあるので、注意が必要です。
7. 神社選びのポイント
自分に合った神社を選ぶ際は、以下のポイントを考慮するとよいでしょう。
- 求めるご利益:自分が願いたいことに合ったご利益がある神社を選ぶ
- 地域性:地元の神社や縁のある土地の神社を選ぶ
- 歴史や由緒:神社の歴史や由来に興味がある場合は、それらを考慮する
- アクセス:定期的に参拝したい場合は、アクセスの良さも重要
また、複数の神社を巡る「神社めぐり」も人気があります。異なる種類の神社を訪れることで、様々なご利益を得られる可能性があります。

人と同じ様に、神社や神様との相性やご縁もあります。
私のママは、いつも直感で導かれる様に神社を選んでいる様です。
実は、私もママと同じ前世は巫女だったらしいので、ママと今世で親子として生まれてきたのも、前世からの深い深いご縁なのだと感じています。
まとめ
日本の神社には様々な種類があり、それぞれが独自のご利益を持っています。八幡宮は武運長久や商売繁盛、天満宮は学業成就、稲荷神社は商売繁盛、神明社は国家安泰などのご利益があるとされています。
神社選びの際は、自分の願いや興味に合わせて選ぶことが大切です。また、参拝の際は基本的な作法を守り、敬意を持って接することが重要です。
神社は日本の文化や歴史を体現する場所でもあります。ご利益を求めるだけでなく、その神社の由来や特徴を知ることで、より深い参拝体験ができるでしょう。それぞれの神社が持つ独自の魅力を発見し、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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